太陽光パネルの品質問題が今後大問題に発展する!
太陽光パネルの出力低下現象10年前からメガソーラーの導入が始まった欧州ではここ2―3年で出力低下多発。正確な発生件数はわかっていないが太陽電池の品質問題として注目を集めるようになり、同機構以外にも米国立再生可能エネルギー研究所が調査を始めている。

「メーカーの責任としてPID現象を起こしてはいけない。品質を最重視して生産してきた成果を第三者にも認めてもらった」。Qセルズジャパン(東京都港区)のシュテフェン・シュトゥデニー社長は胸を張る。

出力低下の問題(PIDの現象)が無かった4メーカー

  ・Qセルズジャパン
  ・シャープ
  ・京セラ
  ・カナディアン・ソーラー

 機構が現象は起きないと“お墨付き”を与えた4製品のうちの1製品がQセルズ製だ。同機構はメーカー別の結果を公表していないが、個別に結果をメーカーに通知している。Qセルズはいち早く公表した。

 “合格”した残り3製品のうち、2製品はシャープと京セラの太陽電池モジュールだった。いずれも2社が明らかにした。もう1製品は明らかになっていない。ほかに試験を受けたのは欧州、北米、中国、韓国メーカーの製品。日本ではシャープ、京セラの2製品だけが試験対象だった。

 別の試験機関に自ら製品を持ち込んで評価を依頼するメーカーも出てきた。北米大手のカナディアン・ソーラーは7月末、ドイツと米国の計二つの機関に試験をしてもらったところ、両機関ともに同社製モジュールにはPIDの現象が認められないと発表した。

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