三洋電機が太陽光発電生産能力を拡大

三洋は2010年6月15日、太陽電池の需要が旺盛な国内市場に
対応するため、国内の年間組み立て生産能力を平成22年度末に
21年度に比べて約2.1倍引き上げる、と発表した。

世界最高水準の発電性能を持つ太陽電池を武器に得意の住宅用に加えて、
企業向けや太陽光発電所向けの受注を開拓する考え。
国内の供給態勢を強化し、国内シェア首位のシャープ、2位の京セラを
追い上げる国内拠点の二色の浜工場(大阪府貝塚市)、
滋賀工場(滋賀県大津市)に約4億円投じて増強する。


組み立て工程の改善などを通して二色の浜工場は3.5万キロワットから
4万キロワットに、滋賀工場は10万キロワットから25万キロワットに
それぞれ拡充する。
滋賀工場は当初、10万キロワットの増強を計画していたが、
ライン設備の増設でさらに5万キロワット追加する。

このほか、パナソニックグループが27年度に世界シェアトップスリー入りを
指すための戦略商品となる次世代太陽電池を25年度に商品化することも発表。
セル(発電素子)が光を電気に変える効率を量産ベースで従来品の
約20%から23%以上に高める。
発電効率は21%程度の米サンパワーを抜いて世界最高になる。
セルの厚みも薄くし材料費を抑え、コスト削減を図るそうだ。