太陽光パネルの設置による反射光で室温が上がり、熱中症になったとして、兵庫県姫路市の会社役員の男性(64)が9日、パネルを設置したJAG国際エナジー(東京)に設備の一部撤去と330万円の損害賠償を求め、神戸地裁姫路支部に提訴した。


 訴状によると、JAG社は2014年6月ごろ、男性宅の東約15メートルに位置する敷地約2万平方メートルに、約5千枚のパネルを設置。反射光が男性宅の2階居間に当たり、15年8月には室温が50度を超える日もあり、男性と妻が熱中症や脱水症と診断された、としている。

 男性側は、住宅に反射光被害が及ぶとJAG社が予測できたのに、漫然とパネルを設置したと主張。男性はパネルの向きや角度を変えるよう求めたが、同社の対策は植樹や遮光ネットの設置のみだったといい、「円満な生活が送れなくなった」と話している。

 JAG社は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。